2016年11月22日火曜日

湘南T山アタック ATXなかなかやるやんけというお話

フロントシングル化したATXも河川敷ダートや公園での軽いトライアルごっこで問題ないことはわかっちゃあいるが、やっぱりMTBは山走ってなんぼですわな。
ということで、天気もいいことですしトレイルに持ち込んでみました。
ちょっと話長いっすよ。

今回のT山は湘南方面のMTB乗りの間ではそれなりに有名な山らしい。
実は我が家の裏山と言ってもいいくらいの近さなんですが、
アタックしたのは徒歩を含めても今回が始めてです。


妙円寺の前からスタートしてゴルフ場に向かって真っ直ぐ上っていき、集落を抜けきってスプーンカーブを超えたところで最初の道標が出てきます。

な~んてさらっと書いてますが、実はいきなり60mほど駆け上がるのでこの時点で既にヘロヘロです。なんとスタートして早くも15分で脚が売り切れると言うナサケなさ。
あかんやんオレ。
起き抜けでアタックして頂上の神社で朝ご飯と言うナメた計画を後悔しつつ、この後の登りは男らしく押しまくります。

道標から30mほど先に見晴らしの良いベンチがありまして、


右端のトンがったのが大山、真ん中の盛り上がりが岳ノ台、そのちょうど間がかの有名なヤビツ峠。あんなとこまで自転車で上がるとか頭おかC凄い!。

さらにゴルフ場に沿うようにアップダウンをいくつか過ごして配水池(でっかいタンク)の丁字路を左に曲がると、いよいよ未舗装路に入ります。


とっても役に立たない案内板を通り過ぎてさらに直進。


すぐに、ほのぼのしてるのか怖いのかよくわからない落書きがありますが、この分かれ道は下っているようにに見える右方向が正解。最後の坂をずるずるテールを滑らしながら根性で登ると、いきなりT神社の裏側に出ます。あれっ、頂上は?って思ったあなた、神社の手前右側に三角点があります。正直なところ、別にわざわざ行くほどでもないっす。


社殿は当然ながら南向き、つまり大磯方向から登ってくるのが本来の参道です。
なかなか立派な自然森で見晴らしはありませんが、木漏れ日が実にうつくしーい!
ここにベンチがあるので、おにぎりで朝ご飯。


階段横に砲弾が奉納されています。刻印を見ると昭和10年(西暦1935年)に吉沢の住人が国威発揚のため献奉云々とか。1935年といえばナチス・ドイツがベルサイユ条約を破棄、ニュルンベルク法を制定し国連を脱退。ドイツではナチズムが、イタリアではファシズムが、日本では国体明徴運動からの翼賛体制の黒雲が世の中を覆い始めたころですな。
弾径15cmみたいなので海軍だと金剛型の副砲か、あるいは陸軍の野戦重砲の榴弾っぽいかな。

一休みしたら先ほどの案内板まで引返し、今度は看板横の階段を上って霧降の滝に向かいますよ。
ここまで誰にも会わなかったのが、ここでチビッコ達をつれたママさんグループとしばし談笑。


この先は霧降の滝まで実に美しいトレイルが続きます。
おお、なんかすごくマウンテンバイクっぽい写真だぞ。


途中で右手に日の宮の祠がありますので参拝。


この祠のすぐ横が非常に見晴らしがよく、ベンチで休めるようになってます。
あ~ここでおにぎり喰えばよかったぁ~。


ここから滝までダウンヒルで一気に下ります。
コンディションもよく、見通しも比較的良いので楽しくてついついスピードが上がりますが、いきなり階段が現れたり、左手が崖に切れてたりするので慎重にどーぞ。もちろんハイカーにあったら丁寧にネ。


この時点でまだ11時にもなっていないので、ほんとに木漏れ日がきれい。
今回はこのあたりでMTBerのパーティーに会いました。
んー、フルサスは乗りやすいんだろうなー。乗ったことないからなー。でもこのクラスの山だとなんとなく大げさかなー。


そんなこんなでトレイルの終点、霧降の滝です。
この後は舗装路に出てまっすぐ帰宅。ワンたちの散歩に行かねば。

想像以上にいい本格的なトレイルでした。
改造ATXも快調そのものでこういうシーンには合ってるかも。
まあ、ギア比云々の前にもうちょっと脚力を鍛えないとアレですが、、、。

我が家からだと2時間程度でぐるっと回ってこれるので、たぶん今後はしょっちゅう走ってると思います。
つくづくMTBって楽しいですね。


2016年11月19日土曜日

How To Make Electric Ukulele - エレクトリック・ウクレレの作り方


ひさびさのウクレレネタ。
自作のエレクトリックウクレレ(サイレントウクレレ)の記事を書いてから実に4年ほどほったらかしだったわけだが、せっかく作ったものをあんな記事で済ますのもいかがなものかと思い直して、簡単な作り方をPDFのブック形式にまとめてみましたよ。
ほら、Makersブームだしね。

表紙

中身をちょこっと、
ダウンロードはこちらから(別ウインドウで開きます)
 ※一応、クリエイティブ・コモンズ(表示-非営利-改変禁止)です。
 ※クリエイティブ・コモンズ・ライセンスについて知りたい方はこちら
クリエイティブ・コモンズ/ジャパン
https://creativecommons.jp/licenses/

ふざけたWEBの内容とはうって変わって(?)、工作教室などでもテキストとして使えるように結構マジメに(??)書いてます。ハードコピーできるようにモノクロです。写真は使っていません。

ところで、なぜ4年もほったらかしてた記事を急にこんなテキストにして公開することにしたかというと、、、、偶然このムービーを見たからです。


パラグアイのカテウラ地区。日本を除いて世界のどこにでもある、ゴミにあふれたスラム。
そのゴミから楽器を作り、子供たちに音楽を教えるLandfill Harmonicという活動。
この日本に普通に暮らす限り、経済的・精神的な貧困はとても見えにくいです。
でもそれが自分の目をふさいでしまうことが無いように、、、。

もしこのテキストの内容を教育・町おこし等の非営利かつ社会的用途に活用したい場合は、コメントください。できる範囲での協力は惜しみません。