ということで、天気もいいことですしトレイルに持ち込んでみました。
ちょっと話長いっすよ。
今回のT山は湘南方面のMTB乗りの間ではそれなりに有名な山らしい。
実は我が家の裏山と言ってもいいくらいの近さなんですが、
アタックしたのは徒歩を含めても今回が始めてです。
妙円寺の前からスタートしてゴルフ場に向かって真っ直ぐ上っていき、集落を抜けきってスプーンカーブを超えたところで最初の道標が出てきます。
な~んてさらっと書いてますが、実はいきなり60mほど駆け上がるのでこの時点で既にヘロヘロです。なんとスタートして早くも15分で脚が売り切れると言うナサケなさ。
あかんやんオレ。
起き抜けでアタックして頂上の神社で朝ご飯と言うナメた計画を後悔しつつ、この後の登りは男らしく押しまくります。
道標から30mほど先に見晴らしの良いベンチがありまして、
右端のトンがったのが大山、真ん中の盛り上がりが岳ノ台、そのちょうど間がかの有名なヤビツ峠。あんなとこまで自転車で上がるとか
さらにゴルフ場に沿うようにアップダウンをいくつか過ごして配水池(でっかいタンク)の丁字路を左に曲がると、いよいよ未舗装路に入ります。
すぐに、ほのぼのしてるのか怖いのかよくわからない落書きがありますが、この分かれ道は下っているようにに見える右方向が正解。最後の坂をずるずるテールを滑らしながら根性で登ると、いきなりT神社の裏側に出ます。あれっ、頂上は?って思ったあなた、神社の手前右側に三角点があります。正直なところ、別にわざわざ行くほどでもないっす。
社殿は当然ながら南向き、つまり大磯方向から登ってくるのが本来の参道です。
なかなか立派な自然森で見晴らしはありませんが、木漏れ日が実にうつくしーい!
ここにベンチがあるので、おにぎりで朝ご飯。
階段横に砲弾が奉納されています。刻印を見ると昭和10年(西暦1935年)に吉沢の住人が国威発揚のため献奉云々とか。1935年といえばナチス・ドイツがベルサイユ条約を破棄、ニュルンベルク法を制定し国連を脱退。ドイツではナチズムが、イタリアではファシズムが、日本では国体明徴運動からの翼賛体制の黒雲が世の中を覆い始めたころですな。
弾径15cmみたいなので海軍だと金剛型の副砲か、あるいは陸軍の野戦重砲の榴弾っぽいかな。
一休みしたら先ほどの案内板まで引返し、今度は看板横の階段を上って霧降の滝に向かいますよ。
ここまで誰にも会わなかったのが、ここでチビッコ達をつれたママさんグループとしばし談笑。
この先は霧降の滝まで実に美しいトレイルが続きます。
おお、なんかすごくマウンテンバイクっぽい写真だぞ。
途中で右手に日の宮の祠がありますので参拝。
あ~ここでおにぎり喰えばよかったぁ~。
ここから滝までダウンヒルで一気に下ります。
コンディションもよく、見通しも比較的良いので楽しくてついついスピードが上がりますが、いきなり階段が現れたり、左手が崖に切れてたりするので慎重にどーぞ。もちろんハイカーにあったら丁寧にネ。
この時点でまだ11時にもなっていないので、ほんとに木漏れ日がきれい。
今回はこのあたりでMTBerのパーティーに会いました。
んー、フルサスは乗りやすいんだろうなー。乗ったことないからなー。でもこのクラスの山だとなんとなく大げさかなー。
そんなこんなでトレイルの終点、霧降の滝です。
この後は舗装路に出てまっすぐ帰宅。ワンたちの散歩に行かねば。
想像以上にいい本格的なトレイルでした。
改造ATXも快調そのものでこういうシーンには合ってるかも。
まあ、ギア比云々の前にもうちょっと脚力を鍛えないとアレですが、、、。
我が家からだと2時間程度でぐるっと回ってこれるので、たぶん今後はしょっちゅう走ってると思います。
つくづくMTBって楽しいですね。