生音が意外と響くのでリビング等で弾くにはこのままで十分だが、
楽器としてはやはりピックアップを搭載したくなってきた。
しかし、なにせフレットワイヤー以外は全く金をかけていない自作楽器なので、
ピックアップも極力金をかけずにいきたい。
っつうことで、
ガラクタ箱にあったφ6ジャックと圧電素子をシールドでつなぎ、ボディに仕込んでみた。

圧電素子は100均の防犯ブザーをバラしたもの。
そこそこの大きさがあるので出力は十分だが、ブーンというハムノイズがひどい。
スチール弦ならブリッジにアースを落すことも出来るが、ナイロン弦なのでそれも出来ない。
色々試した結果、キャビティ内にアルミテープを隙間なく貼ってジャックのアースを落とし、
全体をシールドしてみた。
裏カバーもアルミにして同じくアースを落としてある。
これでノイズは激減。
音質も予想以上にバランス良く、
録音にもステージングにも十分使えそう。
何だか見た目がメカっぽい(というか、スチームパンクっぽい)感じになってしまったが、
楽器としては一先ず完成。
次は、コイツに直結できる電池駆動のミニアンプを作ろうかと企んでいたりする。